その他
創傷
日本の社会は急速に高齢化が進んでおり、今後数十年の間に、褥瘡の発生率も大幅に上昇すると予測されています。創傷は、高齢者に多い褥瘡(床ずれ)や糖尿病からくる合併症での下肢の瘡傷から、熱傷(やけど)まで、幅広い年齢層の人がかかる可能性があります。日本では、1日当たり100万人以上の患者が病院で創傷の治療を受けています。日本で最も一般的な慢性の創傷は褥瘡ですが、外傷が起因となる創傷の中で一番症例が多いのは小さな熱傷、および表在性の皮膚病変です。
創傷と先進医療技術
創傷治療に使用する医療機器の選択は、患者さんの身体がどのように創傷治癒過程を促進できる状態にあるか、機能を修復するのに何が必要であるかを理解した上で決定されなければなりません。まず、第一に、安全性の確認された材料であり、患者さんに予期せぬ不具合をきたさないことと、そして創傷治癒を促進できることが必要です。
最新の創傷治療材料は、創傷の湿潤を保持し、処置が容易にできるものが開発されています。最新の創傷治療によって、褥瘡がなくなり、熱傷などが治癒するとともに、その傷痕もほとんど消え、QOLの高い生活を送ることができます。
